クレディセゾンは旧セゾングループのカード会社

株式会社クレディセゾンは国内有数のクレジットカード会社です。

もとは西友やパルコ、ファミリーマートや無印良品、ロフトなんかと同じ、旧セゾングループの一員であり、流通系のクレジットカード会社だったんです。

ところがバブル崩壊後にいろいろと「大人の事情」があった関係でグループ企業はみんな離れ離れになり、いまは昔からのメイバンクであり、筆頭株主でもあるみずほ銀行との距離がとても近い会社になりました。

そういうわけで、現在のクレディセゾンは、クレジットカード会社の中でも「準銀行系のカード」と位置づけて良いと思います。

ただ、もとは流通企業グループであったセゾングループのカード会社であったわけですから、その名残で、かつてのグループ企業であった西友やパルコ、無印良品、ロフト、西武百貨店なんかとの提携カードはクレディセゾンから発行されています。

旧セゾングループの会社とクレディセゾンが提携し、クレディセゾンが発行している提携カードは次の通りです。

また、クレディセゾンでは旧セゾングループの「兄弟グループ」である西武鉄道グループやそこから取引関係において派生したグループとの提携クレジットカードも発行しています。

が代表的なところでしょう。

さらに、もとは流通系のカード会社であった強みを活かし、他の大手流通企業を中心とする企業とのコラボもさかんです。

このような他の企業と提携して発行しているクレジットカードのことを提携カードと呼びますが、提携カードは、提携先のお店で買い物をすると、ポイント還元や割引、駐車場無料サービスその他のすさまじいお得さが体験できるように設計されているのが普通です。

近所に提携先のお店があって、ときどき行くよという方は、サブカードとして持っておくと、絶対にかなりのお得をすること、請け合いです。

旧セゾングループ以外の企業との提携カードには次のようなものがあります。

などなど。

あ、それから、手軽に個人が資金調達するためのローンカードである

ちょっと足りないときにもお金をしっかりやりくりできる

も、クレディセゾンのカードですよ。

クレディセゾンは、他のクレジットカード会社のように社名を前面に出していませんので、クレディセゾン?あまり聞かない名前だな、と思われる方もひょっとしたらおられるかもしれませんが、実はこんなにすごい会社なんです。

あ、そうそう、ちなみに今さらですが、「クレディ」はフランス語で「信用」のこと、英語の「credit」がこれにあたり、スペルまで同じですね。それからセゾンは「季節」のこと。これまた英語なら「season」ですね。英語風に言えば、「クレジットシーズン」ってことですね。

飛行機によく乗る方にもクレディセゾンのカードはとても使いやすく、お得

クレディセゾンは航空会社との提携にも積極的で、海外旅行や海外出張によく行く方がとてもお得に飛行機に乗ったり、ホテルに泊まったりできるように、強力なマイルプログラムを持ったクレジットカードを発行しています。

それが、知る人ぞ知る、マイレージプラスカードですよね。

マイレージプラスカードには3種類あり、どれだけ頻繁に飛行機を利用するかによって選べるようになっています。

メインカード用にはセゾンカードインターナショナルが優秀

このように、クレディセゾンは特定のお店で激しくお得なクレジットカードを企画し、運営するのがとても上手な会社ですが、実はとても総合力の高い、メインカードとして用いるのにとても適したカードも発行しています。

どちらも定番中の定番です。定番になるのには、それなりの理由があるんです。

ステータスにも気を配りたい方は、アメックスが格安で手に入る

アメックスは本家のアメックスでカードを作ると、正直なところ、年会費がかなり高いですよね。

だから、そこが理由で手が出ない方もいらっしゃるんじゃないかと思います。

でも、セゾンカードが出しているアメックスのカードなら、大丈夫。

格安の年会費で、ステータス性が抜群かつ券面もかっこいいアメックスのカードを持つことができます。

ステータスやかっこよさだけじゃなく、そこはクレディセゾンが出すカードですから、とてもお得かつ使いやすい設計がなされていますよ。

アメックスファンの方にはおすすめです。

じつはUCカードもクレディセゾンが発行している

TVのCMでもおなじみのUCカードって、実はセゾンカードが出しているってご存じですか?

もともとUCカードは大手都市銀行の第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行などが中心となってそれぞれが別々に同じブランドではじめたクレジットカードだったんですが、それらの三行が合併し、みずほ銀行になったため、その傘下のUCカードも合併しました。

その後、クレディセゾンがみずほ銀行から大きく出資を受け入れたため、大きな事業戦略の一環として、みずほグループはUCカードの発行部門をクレディセゾンに吸収させ、いまではUCカードはクレディセゾンから発行されているんです。

流通系の最大手クレジットカード会社と大銀行系のクレジットカード会社が合併するなんて、系列がうるさく言われたひと昔までは考えられもしませんでしたが、時代も変わったものですね。

一番の特徴はポイントの使用期限がないこと

ところで、クレディセゾンのお得路線を象徴する、一番の特徴は、やっぱり永久不滅ポイントではないでしょうか。

永久不滅ポイントは、その名の通り、カード利用などによって獲得したポイントが、使用期限で消滅したりせず、ずっと使えるというものです。

クレジットカードを利用する方なら、ポイントが貯まっているのをすっかり忘れて、それなりの額に相当するポイントを消滅させてしまったことって、一度や二度はあるんじゃないでしょうか。

わたしもありますよ。何万円分ものポイントがきれいサッパリ消えちゃいました。

アレって、悔しいですよねー。

せっかく還元率のいいクレジットカードを作ったのに、全く意味がありません。

特に、最近では何枚ものクレジットカードを持つことも多いので、ポイントが分散しがちです。

ポイントが分散すると、やっぱり、どれかのことを忘れちゃうんですよね。

でも、クレディセゾンから発行されているクレジットカードの多くで採用されている永久不滅ポイントなら、そんな心配が全くありません。

ずーっと放置していても、ポイントは着実に積み上がり続けます。

ハット気づくと、何万円分ものお買い物ができるようになったりしています。

コレ、ほんとにすごいですよ。

特にポイントで交換できる商品って、ポイントが沢山必要なものの方が、ずっと割の良いものが用意されているものですからね。

それから、クレディセゾンが運営する、永久不滅ドットコムのお得さもハンパじゃないです。

永久不滅ポイントは、どこかのウェブサイトでお買い物をしたいと思った時、このサイトを経由してからお買い物をするだけで、ポイントが何杯ももらえるようになるという凄まじいシステムなんです。

特にこの永久不滅ポイントのすごいところは、永久不滅ポイントのアプリをブラウザにインストールしておけば、あとはいちいち永久不滅ポイントにアクセスしなくても、勝手にいろんなショッピングサイトでのお買い物に何倍ものポイントが付くようになるってことです。

コレばっかりは説明してもわかりにくいので、とにかく体験してほしいです。ものすごい勢いでポイントが貯まっていきます。

貯まったポイントは、電子マネーにしたり、航空会社のマイルに変えて旅行に行ったり、素敵な商品に交換したりして、好きに楽しんじゃって下さい。

うらやましいな~。

クレディセゾンはやっぱりおトク路線クレジットカード界の番長だ

こうして改めてクレディセゾンのクレジットカードを並べてみると、やっぱりクレディセゾンが発行しているカードのラインナップは、お得路線で埋め尽くされていますね。

これはやはり、カード会社としては後発であったことの弱みを克服するため、真摯に利用者の方を向き、使いやすさとおトクさを、地道に高めてきた結果だと思います。

日常生活での身近なお得さを大切に考え、しっかり節約をして家計を守ろうとお考えの堅実な方には、セゾンカードのラインナップから、ライフスタイルに合うものを選ぶことはとても理にかなっています。

私も安心しておすすめすることができます。

おまけ:クレディセゾンの歴史とかいろいろ

クレディセゾンの歴史をざっくり話すと…

はじめの方で、クレディセゾンは旧セゾングループのカード会社だったよって話をしたけど、じつはもとはクレジットカードの会社ではなかったんです。

では、何の会社だったかというと、1946年に創業し、1951年以降は東日本に広く出店していた「緑屋」っていう家具の月賦販売の百貨店だったんです。

渋谷の文化村通りを上がっていくと右側に「THE PRIME」というユニクロが入っているビルがありますが、あれは緑屋の渋谷店だったんですよ。

ちなみに月賦というのは「げっぷ」と読むんですが、今で言うカードの分割払いみたいなものです。

車を買ったときなどにオートローンを組んで毎月支払いをしますけど、アレですね。

戦後20年間くらいは、ほとんどの日本人は貧しくて、現金で家具を買うことなんてなんてできませんでした。

だから、緑屋のような月賦で売ってくれる家具屋さんで家具を揃えて、一生懸命働きながら返していったんですよね。

その頃はニトリやIKEAのような安い家具を売っている店なんてなく、家具は一生モノのとても高い買い物でしたから、緑屋はとても重宝されたものでした。

若者のファッションビルで有名な丸井なんかも、もとは中野にあった家具の月賦販売の会社だったんですよ。それが、高度経済成長が終わった頃に家具よりも若者に洋服売ったほうが儲かるぞーっていうことで、商材を家具から洋服に変えたわけです。

だから、ちょっと高めの服を、若い人たちにローンを組ませて売るという基本構造は一緒でしたよね。

やたらと「丸井のエムワンカード」を勧められたり、実際に使っていた記憶がある人も多いのでは?

おっと話がそれました。

その、緑屋のことに戻りますね。

緑屋は、丸井と同じく、家具以外の商材にも手を広げ、店舗もどんどん増やしていったんですが、うまく顧客のニーズをつかめずに、商売がジリ貧になっていったんです。

それで、西武百貨店傘下でどんどん拡大していたセゾングループに資本を入れてもらい、緑屋の与信部門(お金を貸す部門)、システム部門、店舗部門などが分割されて、セゾングループの各会社に吸収されていったんですね。

ちなみにクレディセゾンは、緑屋の本体に残った与信部門が「西武クレジット」に社名を変えた会社です。

ですから、緑屋の本流と言ってもいいですね。

西武クレジットになった後は、セゾングループ外にもクレジットカードを使える加盟店を開拓し、拡大していきました。

その後、バブルの絶頂期に、現在の「クレディセゾン」という名前にさらに変更され、現在に至るのです。

その後、金融会社として順調に運営されていたクレディセゾンでしたが、バブル後に大きく経営を悪化させました。

それに加えて21世紀のはじめにはグループ内の不動産会社が極めて大きな損失を出し、その処理をするために、親会社であった西武百貨店がグループ企業の持ち株を次々に処分する必要に迫られました。

その結果、セゾングループはバラバラに解体してしまいました。

そこでクレディセゾンは、リストラのさなかにセゾングループから離れることになりました。

今では西武百貨店や西友、パルコ、ロフト、無印良品、クレディセゾンは同じグループの企業ではないですが、昔の名残でいまもいろんな付き合いが残っているって感じなんですね。

クレディセゾンはといえば、その後にリストラを着実に断交し、いまでは、クレジットカード事業だけではなく、リース事業や融資事業、生命保険や損害保険、信用保証業務など、幅広く金融業を行う優良企業に成長しています。

進取の気性があふれる金融会社

クレディセゾンは、クレジットカード業界の中ではわりと後発なので、先行しているJCBや三井住友カードと差別化し、消費者に対しては、特色のあるメリットでその優位性を訴求する必要がありました。

そこで、若手のアイデアマンをどんどん登用し、利用者目線で使いやすいクレジットカードは何かと考えに考え、新しいサービスを次々に生み出しました。

例えば、今では当たり前になったVISAやマスターカードブランド「年会費無料」のプロパーカード。

実は、これはクレディセゾンが始めたものなんですよ。

昔はVISAやマスターカードは年会費を払って使うというのが当たり前だったんですが、そこへクレディセゾンが年会費無料のセゾンカードインターナショナルを1988年(バブル絶頂期ですね!)に投入し、VISAやマスターカードでも年会費無料で使えるという斬新な切り口で攻め込んでいったんです。

さらに1997年には、年会費がべらぼうに高いことで有名だったアメリカン・エキスプレスブランドのカードまで、年会費を3150円という低額に抑えて発行し、業界を驚かせました(≪セゾン≫アメリカン・エキスプレスカード)。

また、クレジットカードばかりではなく、消費者向けローンでも顧客志向は同じです。

ときは2003年、消費者ローンにおけるいわゆるグレーゾーン金利を利用して他社が暴利を貪っているときに、クレディセゾンではキャッシングリボと同じ、年14%の低利でキャッシングできる、リボルビング払い専用クレジットカード「《セゾン》フォービート)」を開発しました。

さらに、2006年には金利が8%という当時における業界最低水準のローンカード「セゾンカードローン(後にMONEY CARDに名称変更)」を世に送り出しました。

これにより、業界は激震し、他社は対抗するために類似の商品を投入せざるを得なくなり、業界の貸出金利の水準が引き下げられるという結果が引き起こされました。

今、私達がとても良いクレジットカードのサービスを年会費無料で受けられたり、低い利率でキャッシングリボサービスを受けられたりするのは、まさにクレディセゾンのおかげと言ってもいいくらいなんですよね。ほんと。

グレーゾーン金利問題や貸金業法の改正を経て、提携先の拡大へ

顧客目線の商品開発を進めてきたクレディセゾンですが、でもやっぱり、グレーゾーン金利で貸し出していなかったわけではありませんでした。

そのため、最高裁判決でグレーゾーン金利が過去にさかのぼって否定された後には、その返還請求に備えるため、ものすごい額の引当金を計上しなければならなくなり、とても大きな損失を出しました。

また、キャッシング事業にばかり力を入れるのもリスキーだということで、もっと新しい分野へ事業を広げていく必要があるなということにもなりました。

そこで、それまでには付き合いのなかったヤマダ電機や三井ショッピングパークなどの大型ショッピング施設を運営する企業との提携をし、アメックスブランドのカードをニーズに合わせて4グレードに細分化し、敷居を下げるなど、本来的なクレジットカードの利便性をおトクに提供していこうというスタンスが強く出るようになりました。

その後も順調な成長を続け、現在では国内有数のクレジットカード会社として非常に大きな存在感を見せています。

クレジットカードは日常生活の基本だから、歴史ある大手の会社から選びたい

このように、クレディセゾンはクレジットカード会社の中でも大手で歴史ある会社でありながら、とても斬新、ユニークで、顧客目線の商品を常に投入し続ける姿勢のある、優良企業といっていいいでしょう。

お得路線のクレジットカードをお考えなら、まずはクレディセゾンのクレジットカードのラインナップから、自分の生活スタイルに合ったクレジットカードを選ぶことをおすすめします。