三井住友VISAカードの中心ブランドであるクラシックカードには、三井住友VISAクラシックカード(学生)と、クラシックカードA(学生)という2種類の学生カードがラインナップされています。

その2つは、旅行保険の最高額と範囲が異なり、その分クラシックAにわずかな年会費がかかるという点にだけ差があります。

ですので、基本的な設計はほぼ同じです。

で、この三井住友VISAの学生カードは学生カードとしてとてもよく出来ているので、初めてクレジットカードを作ろうとお考えの方の参考になればと思い、そのメリットとデメリットを書いておきます。

いやまったく、若い人は特権的にこんなイイものを使えておじさんはウラヤマシイです。

標準の仕様なら年会費が無料

学生さんなら特に年会費がかからないことが大切だと思いますが、三井住友VISAの学生カードは、クラシックカードだと年会費は無料ですから安心です。

持ってるだけでは何のコストもかかりません。

もちろん、カードを使っても、一回払いしかしなければ、その他の費用も一切かからないですので、完全にノーコストでクレジットカードが持てます。

ただ、後でもう少し詳しく説明しますが、海外旅行障害保険の金額は2,000万円じゃ足りない!とか、国内旅行にも結構行くんだよなーという方は、年間250円のコストを払ってクラシックカードAにしたほうがいいです。

もっとも、女子学生の方なら、クラシックAとまったく同内容の設計のカードに、さらにケータイとPHS利用料を払った時のポイントが2倍になって、その上、年会費も無料になるという特典付きの三井住友VISAアミティエカードの学生カードのほうが、もっといいんですけどね。

いやー、女性ってトクできてイイなー(笑)。

VISAブランドなのでこれ1枚あれば世界中で困ることがほぼない

世界のクレジットカードの中で、それこそ「圧倒的な」シェアを持っているのがVISAカードです。

日本国内はもちろん、本拠地であるアメリカや、ヨーロッパでも、VISAのカード1枚があれば、ほぼ困ることはないと思っていて大丈夫でしょう。

学生さんが最初に持つカードとしてはやはりVISAが相応しいと思います。

使える場所についてあれこれ心配せずに、カードの使い方を覚えていくのにピッタリだからです。

学生時代に必要な保険がジャストサイズで用意されている

旅行保険

学生時代は、ありあまる時間を利用して見聞を広めたいものです。

アルバイトをたくさんしてお金をため、海外旅行に行く方や、卒業旅行で海外旅行に行く方も多いでしょう。

そのため、三井住友VISAの学生カードではクラシックカード、クラシックAタイプともに、充実した海外旅行傷害保険がついています。

クラシックカードなら最高2,000万円、クラシックカードAなら最高2,500万円です。

また、国内旅行障害保険はクラシックカードAにしかついていませんので国内旅行が多い方はこちらを選んでおいたほうがいいでしょう。

ただし、自分は学生だけど旅行なんて行かないなぁ、という方は、三井住友VISAデビュープラスカードの学生カードのほうが、年会費が実質無料で旅行保険がつかない代わりに日常の支払いでもらえるポイントが2倍になるので、お得です。

ライフ&スポーツ賠償付き自転車保険をつけられて安心

学生時代はスポーツに打ち込んだり、通学で自転車を使ったりと、何かと体を動かす機会が多いものです。

もちろん体を動かすことはとても健康によく、好ましいことですが、ひょんなことから事故に遭ったりやケガをしたりことがあることもまた事実。

その点、三井住友VISAの学生カードでは、クラシックカード、クラシックカードAともに、自転車に乗っているときの事故や自転車との衝突・接触事故による死亡・後遺障害のほか、日常生活で他人を死傷させた場合や、他人の財物に損害を与えたことによる賠償責任を最高100万円まで保障してもらえます。

アクティブな時期だからこそ、備えがあることがとても大きな安心につながります。

ただし、この点についても、自分はインドア派だし、自転車にも乗らないなぁ、という方は、三井住友VISAデビュープラスカードの方が、年会費が実質無料になり、ポイントがクラシックカード(学生)/クラシックカードA(学生)の2倍たまるのでお得なことは、旅行保険の場合と同じです。

ショッピング保険

また、クレジットカードでのお買い物がすっかり定着し、特にネットショッピングではクレジットカードが必須になりつつありますが、お買い物の場面でも、クラシックカード、クラシックカードAはあなたをシッカリ守ってくれます。

例えば、カードで買った商品が、買ってから90日以内に壊れたり、盗まれたりした場合の損害を、一定の条件にしたがって、最高100万円まで保障してもらえるので安心です。

社会人用のカードと同じ高級感と落ち着きのあるデザイン

三井住友VISA 学生カードは、学生専用のカードが発行されるわけではなく、社会人と同じクラシックカードを、学生用の特約で使うことができるというカードです。

したがって、発行されるカードの券面は、学生用の子供っぽいものではなく、きちんとした社会人が使うのと同じ、とても高級感のあるデザインのカードです。

そのため、どこで出しても恥ずかしくなく、しっかりした信用のある人物であると見られやすいので、お買い物の場面でもきちんと尊重して対応してもらえるでしょう。

これは、使ってみて初めて分かるメリットといえるかもしれません。

三井住友の基幹カードシリーズなので「利用履歴=信用」を確実に積み重ねられる

三井住友VISAカードのクラシックカードは、三井住友カードが発行するカードの中で、中核となる、看板カードです。

このクラシックカードの上に、ゴールドカードやプラチナカードがありますが、年齡を重ね、より「いい物」を身に着けたいと思うようになったときに、だれでもそれらのカードを手にすることができるわけではありません。

上位のカードにはそれなりの厳しい審査がありますが、その審査の過程で最も重視されるのが、自社発行の中心的なクレジットカードでの「利用履歴」です。俗に、クレジットヒストリー(クレヒス)なんて呼んだりしますね。

もちろん、クラシックカード(学生)でも、クラシックカードA(学生)でも、三井住友カードが発行する「中心的なクレジットカード」にあたりますので、これをシッカリ賢く使い、月々の支払いを確実にしていけば、クレヒスが着実に積み重ねられ、いずれ、しかるべきときに、あなたの下に、上位カードへの招待状(インビテーション)が届くことがあるかもしれません。

そのときに、それを持つに相応しい「オトナ」になっていたいものですね。

写真入りICカードを選べるのがなかなかイイ

三井住友VISAクラシックカード(学生)/クラシックカードA(学生)では、クレジットカードとしては珍しく、写真入りのICカードを選ぶことができます。

もちろん、学生さんであれば学生証があるので、身分証明証としての役割をクレジットカードに求めることはないと思いますが、写真入りICカードであれば仮にクレジットカードを落としたり盗まれたりした上、拾った人や盗んだ人が不正利用をしたときに、威力を発揮します。

顔写真が付いているのですから、まず、そもそも不正利用をしようという気が起きにくいですし、仮にされたとしても、店員さんがそれに気付いて通報する可能性があります。

また、ICカードで暗証番号カード利用に暗証番号を求められますので、勝手に使うこともとても難しいです。

さらにICカードは磁気ストライプのように情報を勝手に読み取ることが非常に困難なので、その面からも安心です。

ですので、クレジットカードの安全性の大切さについてきちんと認識しておられる賢明な方には、この写真入りICカードの有用性や価値の大きさがよく理解されていると思います。

万一、なくしたり盗まれたりしても…三井住友カードは対応力がスゴイ

クレジットカードは、あなたの「経済的信用」そのものを表すカードですから、その取扱いはとても慎重に行うべきですし、失くしたり、盗まれたりすることのないように、普段からしっかりと管理しておかなければなりません。

でも、それでも起きるのが不慮の事態というもの。

万一、カードをなくしたり、盗まれた場合のバックアップ体制についてもきちんと構築して置かなければなりません。

その点、クラシックカード/クラシックカードAの発行会社である三井住友カードは、日本のクレジットカードの草創期からこの業界をリードし続け、日本にVISAカードを浸透させた企業です。

その長い歴史の中で、カードの安全についても知見を確実に積み重ね、今では24時間、年中無休で紛失・盗難の連絡を受け付けています。

このため、例えば海外旅行中にカードを落としたとか、盗まれたとかいう極めて困った状況でも、すぐにデスクに連絡してカードを止めてもらうことができます。

さらに、これまでの膨大な会員の利用情報を分析し、あるカードで不正利用が疑われるような、普段と異なる使い方がなされている場合に、リアルタイムでそれを検知し、一時的にカードを止める措置をとることで、会員の安全をしっかりと守っています。

ですから、初めてクレジットカードを持ち、使い方を覚えていこうとする方にとっても、とても安心できる体制と言えるでしょう。

追加カードを使って自分流にカスタマイズできる

三井住友VISAクラシックカード(学生)/クラシックカードA(学生)のさらに良いところは、支払いの決済機能という、クレジットカードの基本中の基本機能について非常に安定した機能を確保しながら、その他の付加機能、例えば電子マネーや家族カード、ネット専用番号やETCカードなどについては「追加カード」という形で取捨選択の自由度を高めている点です。

最近は一枚のカードに、基本機能と多くの付加機能を盛りだくさんに載せるカードも出てきており、それはそれで便利なのですが、その便利さの裏に大きな落とし穴があります。

それは、支払いの決済機能についてはこれから将来、何かが変わることなどありませんが、電子マネーの流行や選択、家族構成、ネットの利用状況、ETCカードの利用状況などには大きな変化がありうるということです。

変化があれば、カードの種類を変更したいと思うようになるわけで、そうすると、「付加機能」の変更のために、同時に「基本機能」部分もまとめて変更する必要性が出てきます。

すると、支払いに使っているカード番号まで変わってしまうことになり、その後には色んな支払い先の登録変更が雪崩のように押し寄せてくることになります。

考えただけでも面倒くさいですね。大変です。

ですから、基本部分は変える必要なく、付加機能だけを好きな様に変更できる三井住友VISAクラシックカード(学生)/クラシックカードA(学生)の構成は、とても良心的で、長期にわたって利用者が不便を被らないようにサポートしていこうという企業の懐の深さが見て取れます。

このように、基本機能+追加カードの構成をとるスタイルがとても好ましいことは、覚えておかれると良いと思います。

では、付加機能についてはどんなバリエーションの中から選べるのでしょうか。

順に見てみましょう。

電子マネー iD(専用カード、一体型、携帯型)、PiTaPa、WAON、VISApayWave

すっかり市民権を得た電子マネーですが、これには前払い(プリペイド)方式と後払い(ポストペイ)方式があります。

事前にチャージしないといけないのが前払い式で、先に支払って後からカード代金として請求されるのが後払い式です。

カード利用者が、手元に資金を潤沢に残しておくためには、「支払いは後払い」にするのが鉄則です。ビジネスの場で、「回収は早く、支払いは遅く」が鉄則になるのと同じです。

チャージすると、自分のお金が自由に使えない場所に固定される状況になってしまい、手元のお金が少なくなってしまいますからね。

その反面、チャージしてもらって前払いを受けた企業側はその資金を自由に使うことができ、資金繰りが楽になって得するわけです。チャージしたまま使わずに忘れてしまう人だって結構いますしね。

言い換えれば、前払い式は、企業にお金を貸しているのに、利子はもらえない、という状況で、カードの利用者側は損をしている、ということです。

その点、三井住友VISAクラシックカード(学生)/クラシックカードA(学生)は後払い式の電子マネーの代表格、iDを追加発行することができますから安心です。

iDで使った金額は、後からカード代金として請求されます。

実に快適な使い心地です。

関西の方は同じく後払い方式のPiTaPaも使えますので、こちらを選んでも良いでしょう。

もちろん、前払い式の電子マネーしか使えない場面だってありますから、一応、前払い式カードを持っておくことも良いことです。

そのため、三井住友VISAクラシックカード(学生)/クラシックカードA(学生)では、前払い式電子マネーの雄、WAONを追加発行できるようになっています。WAONは日本最大の流通グループ、イオングループの電子マネーですから日本中、相当な広範囲で利用することが可能です。iDとWAONを両方持っておけば、電車に乗る場面以外で困ることは、まずないでしょう。

さらに、わたしはおサイフケータイのほうがイイわ、という方には、Visa payWaveを発行することもできます。これを登録した上で、おサイフケータイで支払えば、後からカード代金と一緒に支払えば良いだけです。

Visa payWaveは海外でも使えるので、とても便利です。

色々と選択肢があって、便利でしょ?

家族カード

学生のうちはまだ家族カードについて考えなくても良いかもしれませんが、学生時代が終われば、三井住友VISAクラシックカード(学生)/クラシックカードA(学生)は、一般の三井住友VISAクラシックカード/クラシックカードAとして使われるようになります。

そして、結婚して、配偶者のためのカードを作って家計をうまく管理しよう!という話になったとき、それまでの流れの中でカードの利用方法を考えることができ、とても便利で合理的です。

バーチャルカード

また、三井住友VISA学生カードの大きな利点として、三井住友VISAバーチャルカードが使えるところがあります。

バーチャルカードはネットショピング専用のカード番号であり、ネットショッピングのときにはこれを用いることで、インターネット上に自分の本当のカード番号を入力する必要がなくなります。

これ、とても安心な仕組みだと思いませんか?

すこし思い返すだけでも、クレジットカード番号を含む個人情報の流出事故があったことなど枚挙にいとまがありません。

本当のカード番号は、財布の中だけにとどめておき、ネット上に流さないというのはとても大切な自衛手段です。

また、万一、流出事故に遭ってしまった場合でも、バーチャルカードを使用した範囲内でしっかり補償してもらえますし、その後も、バーチャルカードの番号だけ変更すればいいですので、日常生活への悪影響を最小限に留めることができます。

ETCカード

クルマに乗る方であれば、やはりETCがないととても不便です。

高速道路に乗って一般の料金所で払うと、高いし、時間もかかります。

レンタカーに乗ったって、いまどきETCの機械が普通に積まれていますから、やはり作っておくと良いでしょう。

このETCカードも、クレジットカードと一体型のものもありますが、やはり、分離型にしておくべきでしょう。

意外と忘れるんですよね。車内に。

クレジットカードを車内に放置したままどこかに行くなんて、正気の沙汰じゃないです。

でも、クレジットカード本体と一体型のETCカードなら、やりかねません。

私自身も、何度もETCカードを車内に置き忘れたことがあるので、自信を持って言えます。

 

このように、カード支払いの決済機能と付加機能を分離する構成は、とてもメリットが多いです。

デメリットを挙げるとすれば、カードの枚数が1~2枚増えることでしょうか。

でも、自分のお金が危険に晒されたり、将来大きな面倒に直面することを考えると、そのデメリットっていかにも小さいのではないでしょうか。

少なくともわたしはそう思います。

 

以上、長々と書きましたが、学生さんにとって、三井住友VISAクラシックカード(学生)/クラシックカードA(学生)はでき過ぎくらいできの良いカードです。

あなたが検討しているカードがこのカードであることを、私はうらやましく思います。

だって、私は知りませんでしたからね。学生時代には。

あ、そうそう、さっきも少しだけ触れましたが、女性の方でしたらクラシックAカードと同じ内容に、ケータイ、PHS利用料を支払った時のポイント2倍+年会費無料の特典がついた、三井住友VISAアミティエカードの学生用カードが、お得な上にカードの券面もかわいらしくていいですよ。

三井住友VISAアミティエカード(学生)についてもう少し知りたい方はこちら