イオンカードセレクトは、多重申し込みの方には作りにくいです。
でも、これはイオンカードセレクトに限った話ではなく、どのクレジットカードにも言えること。
イオンカードセレクトは、専業主婦など収入のない人でも手軽に作れるクレジットカードとして人気を集めていますが、多重申し込みについては実は審査が厳しいんです。
クレジットカードを作るためには、カード会社の審査を通過する必要があります。
カードの審査基準は、各クレジットカード会社によって異なりますが、年収や職業、過去のカード履歴などから総合的に判断されることになるでしょう。
ここでは、多重申し込みに注意したいイオンカードセレクトについてまとめてみましょう。
イオンカードセレクトは多重申し込みに厳しいって本当?!
イオンカードカードセレクトは即日発行もできる非常に便利なクレジットカード。
WAONカード、クレジットカード、イオン銀行のキャッシュカードの3つの機能を持ったカードであり、様々なポイントを貯めることもできます。
イオンでお買い物をよくする人にとっては欠かせないカードとも言えるでしょう。
イオンカードセレクトは、専業主婦など収入のない人でも手軽に作れるクレジットカードとして定評があり、審査基準もそれほど厳しくないと言われていますが、実は「多重申し込み」に関しては意外と厳しいんですよ。
実際、それが原因で審査に落ちてしまう人もいます。
イオンカードセレクトが作れない多重申し込みとは?
多重申し込みとは、短期間に複数枚のクレジットカードの申し込みをすること。
このような行為はクレジットカード会社側からすると「この人はお金に困っているのではないか?」という印象を与えてしまうでしょう。
クレジットカード会社にとってもリスクが大きいと判断されやすく、信用情報には特に問題がなく、収入も安定している場合でも、審査に落ちてしまう可能性があります。
短期間でクレジットカードの多重申し込みが増えれば増えるほど、審査の通過は厳しくなるといえるでしょう。
イオンカードセレクトは、年収や職業などでは審査に落ちにくく、基本的には専業主婦でもカードを作ることができます。
でも、多重に申し込みをすると審査は厳しくなるなので、「イオンカードセレクトを作りたい!」という人は、多重申し込みにならないように気を付けたいですね。
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イオンカードセレクトで多重申し込みと判断される基準は?!
イオンカードセレクトだけではなく、クレジットカードを申し込む際には、多重申し込みをすると審査に通りにくくなるため、やめておくべきです。
どこのクレジットカード会社でも、多数のカードを一度に申し込んでいると分かれば、カードの発行を認めてくれません。
では、多重申し込みと判断される基準はあるのでしょうか?
基本的には、1ヶ月程度の期間で3枚以上のクレジットカードを立て続けに申し込みした場合、多重申し込みと判断されます。
なぜ多重申し込みをしたってバレるの?!多重申し込みが分かってしまうワケとは?
イオンカードセレクトを申し込んだ時、他のカード会社にも申し込みをしている場合、その情報は全てカード会社に筒抜けです。
ではなぜ、多重申し込みの情報はバレてしまうのでしょうか?
これはクレジットカードに関する情報は全て「信用情報機関」に保存されるためです。
イオンカードセレクトを申し込んだ記録も全て信用情報機関によって、6ヶ月間保管されることになります。
日本には信用情報機関が3つあり、それぞれ
- CIC(株式会社シー・アイー・シー)クレジットカード会社、信販会社の系列
- JICC(株式会社日本信用情報機構):信販会社、消費者金融系列
- 全国銀行個人信用情報センター(一般社団法人全国銀行協会):金融機関系列
と言います。
クレジットカード会社によって、どの信用情報機関に加盟、連携しているのかは異なりますが、会員規約などに記載されていますので、一度確認しておきましょう。
クレジットカード会社は、信用情報機関に加盟している場合と、提携している場合があり、最初にA社でクレジットカードを申し込んで、次にB社でも申し込んだ場合、信用情報機関からの情報から多重申し込みだとバレてしまうので気を付けなければなりません。
なぜ多重申し込みをするとイオンカードセレクトの審査に落ちる?!
イオンカードセレクトの審査に落ちてしまう最大の原因となるのは「多重申し込み」です。
ではなぜ、クレジットカード会社は多重申し込みを恐れるのでしょうか?
その理由は「貸し倒れ」にあります。
1ヶ月に3枚など、短期間に複数枚のクレジットカードを申し込みをすると怪しまれます。
何枚もカードを申し込む場合、キャッシングをすぐに利用したいと思っている人や、クレジットカードの限度額いっぱいまで利用しているのにそこからさらに買い物をしたい人が多いからです。
このような人は、基本的に金銭的にあまり余裕がない人が多いため、カードの発行をしてしまうと貸し倒れしてしまうリスクがあると判断されやすいんですよね。
一度クレジットカードを申し込みして多重申し込みが原因で審査に落ちると、その後もカードの審査に通過しにくくなってしまいますので、多重申し込みに関しては気を付けなければなりません。

多重申し込みでイオンカードセレクトの審査に通過するためには?
多重申し込みはイオンカードセレクトを作る時に、大きなデメリットとなります。
多重申し込みをしているということが分かれば、クレジットカードの審査に通過しにくくなってしまうんです。
本当にカードが欲しいという時にそのような状況になると困りますよね…
では、多重申し込みをしていて、イオンカードセレクトの審査に通るにはどうするべきでしょう。
「多重申し込みをしない」以外にイオンカードセレクトの審査を通過しやすくする方法はあるのでしょうか?早速まとめてみましょう。
多重申し込みをしてしまった場合、どれくらい経てばイオンカードセレクトを作れる?!
多重申し込みをしてしまったけれど、やっぱりイオンカードセレクトが欲しい!そういう方の対策方法は待つこと!!
「6ヶ月間」じっと待ちましょう。
それしかありません。
クレジットカードに申し込みをした記録は、信用情報機関にその情報が全て保管されます。
その期間は6ヶ月にもなるんですよ。
そのため6ヶ月以内に、新たなクレジットカードを申し込んでしまうと、その信用情報を元に審査されるので、どのカードも審査に落ちてしまう可能性が高いです。
申し込みめば申し込むほど、どんどん信用は失われてしまいますので、信用情報機関の情報がなくなるまで6ヶ月間はぐっと我慢するしかないでしょう。
多重申し込みをしてもイオンカードセレクトをあきらめられない場合はどうしたらよいの?
多重申し込みとみなされても、イオンカードセレクトを作ることはできるのでしょうか?
ここではイオンカードセレクトをどうしても作りたい!という人に、審査通過のポイントをまとめてみますね。
クレジットカードヒストリーを綺麗にする
多重申し込みをしたけれど、イオンカードセレクトはどうしても欲しい!!こんな方はいませんか?
このような状況の時には、クレジットカードヒストリーをまっさらな状態にしておくことが大切。
クレジットカードヒストリーはクレヒスと略されることもあり、これまでのクレジットカードの利用履歴のことです。
このクレヒスには個人信用情報機関が保有するヒストリーと特定のクレジットカード会社が保有するヒストリーの2種類があります。
個人信用情報機関へのカード情報の保管期間は、クレジットカードの契約が終了してから5年です。
一方、クレジットカード会社の情報保管期間はそれぞれの会社によって異なりますが、ほとんどの会社では5年以上保管しています。
クレヒスには
- クレジットカードを契約した時期
- 直近の請求額
- 過去2年分の入金状況
などの簡単な内容が登録されています。
クレヒス情報を元にして、
・2年以内に支払いを遅延していないか?
・他のクレジットカード会社に申し込みをしていないか?
などをチェックしていくんです。
多重申し込みをしている場合、クレヒスをチェックすればすぐにバレてしまうでしょう。
そのため、イオンカードセレクトの審査に通らない場合には、クレヒスを綺麗にしなければなりません。
キャッシング枠はゼロにする
キャッシングというのは無担保の借り入れのことです。
そして、クレジットカードを何枚か申し込む時には、キャッシング枠をゼロにすることで、審査の通過率はアップします。
「キャッシングを利用する」にした場合と、「キャッシングは利用しない」にした場合では、明らかに後者の方が審査を通過しやすくなるんですよ。
これはキャッシングへの返済能力を問われることがなくなるから。
キャッシングの審査は必要いらず、クレジットカードの審査のみでカードを作ることができるのでハードルが低くなりますよ。
このように、短い期間で複数枚数のクレジットカードの申し込みをしてしまった場合、
- 毎月遅れずにカードの支払いをする
- クレヒスを綺麗な状態にしておく
- キャッシング枠を0円に設定する
というポイントはしっかりとおさえておきたいですね。
イオンカードセレクトの審査基準と傾向とは?
クレジットカードの審査は、申し込み書と本人確認書類を基に行われ、それぞれの会社の基準で、総合的に判断されるんです。
この審査基準は、カード会社によって多少異なりますが、多くの会社ではその審査基準を明らかにしていません。
ただ、共通して言えるのはどのクレジットカード会社も、カードの申し込み書を元に、信用情報機関に過去の利用履歴を照会して審査を行っていることです。
多重申し込みをしている方にとってはちょっと冷や汗が出そうな話ですよね。
では、イオンカードセレクトの審査基準はどうなっているのでしょうか?その傾向をまとめてみましょう。
職業・属性の制限はなし!審査対象となる職業は幅広い
イオンカードセレクトは専業主婦など収入がない人でも持てるクレジットカードとして有名です。
申し込み基準のところをチェックしてみると、職業や属性の制限に関しては全く明記されていないので、審査対象となる職業・属性はとっても幅広いんですよ。
新社会人はもちろん、専業主婦、フリーランス、個人事業主、家賃収入や投資収入で生計を立てている人なども申し込み可能です。
アルバイトやパート、年金受給者でも申し込みできるクレジットカードはそうそうありませんよ。
年収制限なし!電話で連絡が取れればOKの窓口の広さ
職業・属性の制限なしのイオンカードセレクトですが、年収に関しても制限は特にありません。
イオンカードセレクトの申し込み基準は、「18歳以上で電話連絡が可能な人」なので、電話連絡が取れれば年収に関係なく申し込みをすることが可能。
ちなみは高校生は18歳以上でも不可で、未成年者には親権者の同意が必要になります。
イオンカードセレクトを申し込む人は、20~50代の人が多く、年収も200万円台~とバラツキがありますよ。
本人確認書類で本人確認がしっかりとできること
本人確認は最も大切です。
本人確認ができなければクレジットカードは発行されません。
そのため、イオンカードセレクトに申し込む前には本人確認書類があることを確認しておくべきです。
インターネットでの申し込み時には、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類を写真撮影して、画像をアップロードしましょう。
免許証に記載してある住所と現住所が変更になっている場合には、免許証の裏面の住所変更も写真に撮って添付しなければなりません。
勤務先への在籍確認がとれること
イオンカードセレクトなどのクレジットカードの審査では、在籍確認が行われるケースが多いでしょう。
ただ、それが必ず行われるわけではなく、学生や専業主婦の場合には、在籍確認は行われません。
電話がかかってきて、在籍確認が取れない場合には、カードは発行されないので、電話のつながりやすい番号を申し込み書に記入する必要があります。
過去の滞納記録がないこと
個人の信用情報が登録されている「個人信用情報機関」に滞納していた記録や自己破産などの情報があると審査に通りません。
個人信用情報にネガティブ情報がないことが重要でしょう。
自分の信用情報がどうなっているのかを知りたい場合には、1000円前後の手数料を払えば個人信用情報機関に情報開示を申し込むことができます。
情報開示は郵送やインターネットでも対応してくれるので、気になる方は申し込んでみるとよいでしょう。
イオンカードセレクトの審査を通過するためには?
イオンカードセレクトの審査基準と傾向をご紹介しましたが、どうすれば審査を通過することができるでしょうか?
ここではイオンカードセレクトの審査通過のポイントをまとめてみます。
多重申し込みをしない
多重申し込みには厳しいイオンカードセレクトに入会したいのであれば、同時期での複数枚申し込みは避けるようにしましょう。
一般的に1ヶ月に3枚以上のカードを申し込むと、多重申し込みと見なされてしまいます。
クレジットカードの申し込みに関する登録は、信用情報機関に6ヶ月保存されるので、どれか1社申し込んだ場合、その次に申し込むまでは6ヶ月待たなければなりません。
基本的には、クレジットカードの申し込みは、1社ずつにすることをおすすめします。
イオンカードセレクト以外のクレジットカードでも多重申し込みに関しては厳しいですよ。
キャッシング枠を0円にしてみよう
イオンカードセレクトの利用者は、キャッシングではなくショッピング利用の人がほとんど。
そのため、審査が通過しやすいです。
審査が通るかどうか不安な場合には、申し込みの際にキャッシング枠を0円にするとよいでしょう。
キャッシングを0円にすることで、通過基準を下げることができます。
もし、カードを作ってからキャッシングを利用したいとなったときには、カードを発行した後からでもキャッシング枠の増額申請は可能です。
安心してくださいね。
全リボ払いコースを選択する
イオンカードセレクトを確実に作りたい時には、申し込みのときに「全リボ払いコース」を選択しましょう。
全リボ払いコースに登録しておくと、 一回払いとボーナス一括払いのカード利用分が、全てリボ払いになります。
イオンカードセレクトでは全リボ払いコースを推奨しているので、審査に通過したいのであれば全リボ払いコース選択がおすすめ。
途中でコースを変更したいとなった時には、カード発行後に変更可能ですよ。
